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海外に旅行する時は感染症にご注意を

最近は海外渡航者の数が増加する一方で、海外から国内へ感染症が持ち込まれるケースも増加しています。

渡航の際は次の点に注意して、安全で楽しい旅を心がけてください。

海外では麻しん(はしか)・風しんに感染するリスクがあります

アジア・アフリカ・ヨーロッパ諸国などでは、麻しん・風しんの感染例が多く報告されています。日本国内では、海外で感染して帰国後発症する「輸入例」がみられています。

  • 麻しん(はしか)
    世界中で発生の報告がみられます。
    簡単に人から人に感染(空気感染、飛沫感染、接触感染など)します。
    2018年には全世界で約32万6千人の患者が報告されました。
  • 風しん
    世界中で発生の報告がみられます。
    簡単に人から人に感染(飛沫感染、接触感染など)します。
    2018年にはアフリカ及びアジアを中心に、全世界で約1万3千人の患者が報告されました。

【予防について】
 麻しんも風しんも、これまでにかかったことが明らかでない場合は、予防接種歴を母子手帳などで確認し、2回接種していない場合や接種歴が不明な場合は予防接種を検討してください。

 

出発前の準備

病気の予防には、まず出発前に体調を整え抵抗力を保つことが大切です。

また、出発前に渡航する地域の衛生状況や感染症の流行情報を入手し、予防接種が受けられる感染症については、あらかじめ接種を受けておくなど、適切な感染予防に心がけてください。

厚生労働省検疫所や外務省では、ホームページにより海外の安全に関する情報を提供しています。

予防接種を検討しましょう

必要に応じて、予防接種を検討しましょう。

行き先の国や地域、期間、旅行形態、自身の年齢、健康状態などにより必要な予防接種は異なります。
渡航予定者が、事前に渡航先の感染症情報を収集して、それぞれの予防接種について理解した上で、どれが必要か判断する必要があります。

一種類のワクチンでも、数回接種する必要のあるものもあります。海外への旅行を思い立ったら、余裕をもって予防接種の予定をたてましょう。

黄熱ワクチンについて

 特定の国(主にアフリカや南アメリカの熱帯地域の国)では、黄熱予防接種済証明書を携帯していないと入国できませんので注意が必要です。

 また、現在流行が確認されている国や地域、その周辺の国や地域へ渡航する場合は、黄熱予防接種済証明書の提示が義務付けられているかにかかわらず、渡航の10日前までに黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。

渡航中に気をつけること

防虫対策を万全に

蚊やノミ、ダニ、シラミなどに刺されて感染する病気は世界中に多くみられます。
長袖・長ズボンの着用、防虫スプレーなどの利用、素足でのサンダル履きを避ける等、昆虫に刺されないようにしましょう。

  • マラリア
    アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。
    マラリア原虫を保有した蚊(ハマダラカ)に吸血された際に感染します。
    毎年、世界中で約2億人の患者が発生し、約63万人の死者がいると報告されています。
  • デング熱
    アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。
    ウイルスを保有した蚊(ヤブカ)に吸血された際に感染します。
    毎年、世界中で約5,000万人から1億人の患者が発生していると考えられています。
  • ジカウイルス感染症
    アジアとアフリカの熱帯・亜熱帯地域で流行していましたが、2015年から、中南米の熱帯・亜熱帯地域で流行し始めました。媒介蚊はヤブ蚊類です。
    妊娠している又は、妊娠している可能性がある方は、流行地域への渡航を控えることが推奨されます。また、流行地域から帰国した方は、症状の有無にかかわらず、少なくとも6か月、パートナーが妊娠している場合は妊娠期間中、性行為の際に、適切にコンドームを使用するなどの配慮が推奨されています。                                               
  • チクングニア熱
    アフリカ、東南アジア、南アジアの国々で流行しており、ウイルスを保有したヤブカ類に吸血された際に感染します。
  • ダニ媒介脳炎
    ヨーロッパからアジアまでの温帯地域で発生しています。ウイルスを保有するダニに咬まれることにより感染します。感染した動物から生産された乳製品から感染することもあります。

    

生水は絶対に飲まない

コレラ、細菌性赤痢など
生水は絶対に飲まないようにしましょう。 水道設備がある国でも衛生面は安心できません。水は沸かして飲むか、ミネラルウォーターを飲みましょう。ジュースや生水からつくる氷も危険です。

生の食べ物は食べない

腸管出血性大腸菌(O157等)感染症、A型・E型肝炎、ノロウイルス感染症など
魚や肉はもちろん、サラダなどの生野菜やカットフルーツも生で食べるのは避けましょう。調理に使った水や調理器具、調理した人の手が細菌で汚染されていて、その細菌が食べ物に移る可能性があります。十分に加熱されたものを食べるようにしましょう。

市場や養鶏場にむやみに近寄らない

鳥インフルエンザ(H5N1)
東南アジアを中心に発生しています。ヒトに感染した場合、重篤な症状となることが多く、2003年11月から2019年6月3日までに、世界で861人の発症者が報告されており、そのうち455人が死亡しています。

鳥インフルエンザ(H7N9)
2013年3月末から、中国で発生しています。2019年4月9日までに、1568人の発症者が報告されており、そのうち少なくとも615人が死亡しています。

一般的に感染した鳥と濃厚に接触した場合にヒトが感染します。生きた鳥が売られている市場や養鶏場に不用意に近寄らず、弱った鳥や死んだ鳥には絶対に触れないようにしてください。

 

動物との接触を避ける

  • 狂犬病
    狂犬病はごく限られた国と地域を除いて、世界中で発生しており、死者数は毎年約5万人といわれています。犬だけではなく、多くの哺乳類(ネコ、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリなど)からも感染し、発病すると有効な治療方法はなく、ほぼ100パーセントの方が亡くなります。動物は狂犬病だけでなく、さまざまな感染症を持っている可能性があります。海外ではむやみに動物に近づいたり、触れたりするのはやめましょう。
    また、万が一、犬などの動物に咬まれた場合は、すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、医療機関で、できるだけ早く傷の処置と狂犬病のワクチンを接種してください。また、帰国時には検疫所に申し出てください。
  • 中東呼吸器症候群(MERS)
    中東諸国において、ラクダとの接触や未殺菌乳の喫食は避けるようお願いします。万一、リスクのある行動があった場合には帰国時に検疫所に申し出てください。

水遊びにも注意

住血吸虫など
川や湖、沼などの淡水の水辺には寄生虫がいる場合があります。流行地では裸足で水辺を歩いたり、水中に入ったりしないよう気をつけましょう。

旅行中に体調を崩したら

もしも、旅行先で病気になったら、ホテルや日本大使館、旅行会社等の紹介を受けた病院で手当てを受けましょう。下痢がひどい場合や動物に噛まれた場合には、早急に受診しましょう。

帰国後は

帰国時に具合が悪かったり、不安に思うことがあったりすれば、空港や港の検疫所にご相談ください。
感染症には潜伏期間があり、帰国後しばらくたってから、具合が悪くなることがあります。そんな時は、すぐに医療機関を受診し、渡航先、滞在期間を必ず申し出ることが重要です。